平成25年11月6日(水)「東亜総研設立記念フォーラム」を開催

平成25年11月6日(水)、ザ・キャピトルホテル東急にて、「東亜総研設立記念フォーラム」を開催致しました。

mizuDSC_3637常任理事・近藤三津枝の司会のもと、代表理事・会長の武部勤から、「みんなが助け合うという日本古来の美風を基にして、日本はアジアのために尽くし、同時に、アジアの成長を日本に取り込み、共に栄えるための仕事をしていきたい」と挨拶。

続いて、東亜総研特別顧問の二階俊博・衆議院予算委員長から、小泉政権下で「戦友」として共に苦労をした日々を振り返りつつ、「世間では『国際化時代が来た』『アジアの時代が来た』という声こそ大きいものの、本当にそのことを理解している人が幾人いようか。武部氏はこうした流れを導くリーダーの一人である。私も協力を惜しまないつもりだ」と祝辞を頂戴しました。

東亜総研・評議会議長の村田吉隆(前衆議院議員)による挨拶の後、岸田文雄外務大臣が「世界・アジア・日本」と題して講演。日米同盟強化や近隣諸国との関係改善、経済外交など3本の柱に沿って、日本外交の展望を述べられました。

そして「今こそ民間レベルでの交流が必要であり、未来志向のアジア外交が生まれるためにも、東亜総研には日本外交を支えて戴きたい」「武部代表理事はベトナムのみならずインドネシアおよびメコン諸国とも太いパイプを持っている。東亜総研には、(アジア諸国の)諸問題を解決するため、日本の存在感を示すためにも大いに活躍して戴きたい」と、東亜総研への期待を表明されました。

その後、懇親会では福田康夫・元内閣総理大臣から、「東亜総研はアジア諸国と縦の関係ではなく、横の関係を築こうとしている。とても大切なことであり、期待するところ大である」と、祝辞を戴きました。また、ASEANはじめ10カ国の大使・公使が出席され、バーレーン王国のハリール・ビン・イブラヒム・ハッサン特命全権駐日大使から、「武部氏は私の先生で、たくさんの事を学ばせてもらった」と述べられ、中東を含めたアジア圏からの、弊財団に対する幅広い期待と信頼を表明して戴きました。

大勢の参加者と各界の代表の方においでを戴きましたこと、あらためて御礼申し上げます。